今回は、良好な人間関係が築けないとお悩みの方、相手との信頼関係を築くにはどうしたらいいのかと思っている方のために、コーチングで使われている相手との信頼関係を築く方法を紹介します。
心理学者のアドラーは人生の悩みの90%は人間関係であると言っています。
その人間関係の悩みの解決に役に立つと思いこの記事を書くことにしました。
コーチングで人間関係の悩みを解決して信頼関係を築く13の方法
あなたは、どんな方を信頼しますか?
どうやって今まで信頼関係を築いてきましたか?
コミュニケーションができる方、会話ができる方でしたよね。
信頼関係を築いて来た過程を振り返るとコミュニケーションしてきましたよね。
私は、信頼関係を築く大切なポイントは、コミュニケーションだとと思っています。
なぜならば、人間は自分の話しをしっかり聴いてくれたり、話しができる方と関わりたいと思っているからです。
話しができない方では、どんな方なのか、何を考えている方なのかわからないですよね、よく分からない方と人間関係・信頼関係を築きたいとは思わないですよね。
信頼関係を築けるコミュニケーションの達人になるため必要なこと
コミュニケーションは、会話ですので、話すことと聴くことで成り立っています。
話し上手は聞き上手と言います。
聞き上手になれば
↓
話し上手になり
↓
コミュニケーション上手になる
↓
信頼関係を築ける
こんなことからも、コミュニケーションが良好な人間関係・信頼関係を築く大切なポイントの一つだと言えるのではないでしょうか。
ではどう聞いたら聞き上手話し上手になれるでしょうか
聞き上手になるためには「聴く」を理解すること
相手の話しをしっかり「聴く」ことは、「聴くです」。
漢字で書くと「聞く」ではなく「訊く」でもなく「聴く」です。
「聞く」は聞こえてくることをただきいていると表現すると分かりやすいと思います。
「訊く」は相手に尋ねる訊き方ですね、こちらの知りたいことを訊くですね。
では「聴く」はというと、聴は、耳+目+心という文字でできています。耳と目と心で聴くのです、全身を使って聴くと言ってもいいかもしれません。
このように耳ばかりではなく、心でも「聴く」のが信頼関係構築のための聴くです。
「聴く」時の13のポイント
良好な人間関係・信頼関係を築くポイントは、聴くことなのです。
なぜならば、私たち人間は、自分の話しをきちんと聴いてくれる方とは、また会いたい、また話したいと思いますし、話して良かったと思うからです。
これから聴くポイントを13個詳しく書いていきますね。
ポイント1. 聴くことのはじめはアイスブレイクから
コミュニケーションのプロと言えば、なんと言っても落語家さんですね、観客の方と実際に会話を交すわけではありませんが、会話のない会話をされていますよね。コミュニケーションのプロ中のプロです。
その落語家さん、いきなり演目から始めるでしょうか?そんなことはないですよね。前振りから入っていきますよね。いわゆる「マクラ」と言われるものです。
このマクラはお客さんが演目に入りやすい状態にほぐす役割を持っています。マクラがなぜ前振りかとというと、まずは、マクラでお客さんを「振り向かせる」からですね、マクラと本編をさりげなくつなげているのです。
私たちのコミュニケーションでも同じです。
なせならば、最初は緊張感があるので、コミュニケーションをスムーズに進めるために、アイス(氷のような緊張感)をブレイク(打ち破る)が有効であると私は思うからです。
これは「聴く」ための準備といってもいいかもしれません。
友人同士で食事や飲みに行った時に、「最近どーお」など使っているかもしれませんが、意識して使ってみるようにすることをオススメします。
ビジネスの場でも、いきなり本題に入っては相手も身構えてしまいまよね。
かといってあんまり関係ない話だと本題につなげる時に唐突感がで出てしまいます。
落語さんの入り方、本題へのつなぎ方を参考にされてみることをオススメします。
ポイント2. しっかりとうなづきながら聴く
しっかりとうなづきながら聴くことは、相手の会話に合わせてタイミングよくうなづいて聴くことで、しっかり聴いていることが相手に伝わり、相手は話しやすくなります。また、逆に無反応だと聴いているのかが相手には分からないので、話しが続けにくくなります。
ポイント3. おうむ返しをしながら聴く
おうむ返し、相手の話したことをそのままおうむ返しすることです、リフレインとも言います。
相手が「疲れちゃった」と言った時は、「疲れちゃったんですね」、「すごい楽しかったの」に対しては、「すごい楽しかったのですね」。
とおうむ返すしするわけです。これも、相手には聴いていることが伝わりますよね。
なぜならば、聴いていないとおうむ返しはできないからです。
ポイント4. 相手のペースに合わせながら聴く
相手の話す速度、トーン、表情に合わせて聴くことです。
ゆっくり話す方にはゆっくりうなづく、トーンが高い方にはトーンを高くして反応する、明るい表情の時は、あなたも明るい表情で聴くと効果的です。
なぜならば、会話に良いテンポができて相手が話しやすくなるからです。
ポイント5. ながら聴きをしないで相手をしっかり認識して聴く
もし、あなたが話している時に、相手がパソコンを操作しながら、スマホを見ながら、など何かをし「ながら」で聞いていたらどうでしょう、「ちょっと聴いてるの」って言いたくなりますよね。
思い浮かぶシーンが、自宅で奥さんが旦那さんに話しかけているシーンですね、新聞を見ながら聞いていて、生返事をする旦那さんに向かって「ちょっと聞いてるの」というあのシーンです(笑)奥さんとしては、聞いていない感が伝わってきているわけですね。
ながら聞きはやめてしっかり聴きましょう。
ポイント6. 相手が話しやすいように、あいづちを打ちながら聴く
あいづちを打ちながら聴くと、相手の話しに興味があることの意思表示になり、相手が話しやすくなります。
あなたは、「なるほど」「そうですね」「そうなんですか」「それは大変でしたね」をあいづちを打ちながら聴くことをオススメします。
ポイント7. 相手が話しやすいように、合いの手を入れながら聴く
相手により話してもらうために効果的です。
「それで」「それからどうなったんですか」「他には」とあなたは反応するわけです。相手は乗ってきます。
話しているのは相手なのですが、会話の主導権はあなたになるわけです。
ポイント8. 相手の話を遮らないで最後までしっかりと聴く
あなたは、こんな経験はありませんか?話しが終わっていないのに、途中で遮られて「それってこういうことでしょう」って勝手にまとめられたこと。嫌な感じがしましたよね。
途中で話しを遮られると聴いてもらった感じがしないのでここも大切なポイントです。
ポイント9. 相手の話を遮らないで話しを取らないで聴く
上記ポイント8のように、相手にまとめられる時もありますが、話しを取られてしまった経験ありませんか。
「私ハワイに行ってきたの」と話すあなたに対して、「そうなんだ、私もハワイに行ったことがあってね、その時にね〜」って話しを取られた時です。
これもあるあるパターンです。嫌な感じです、あまりこういう方と話したいとは私は思いません。
話しを取らないで相手の話しをしっかり最後まで聴くこと実行するススメです。
ポイント10. 相手の話しの途中でアドバイスをしないで聴く
相手が話している時は、アドバイスをしないで「聴く」ことに専念しましょう。
なぜならば、相手の気づきを妨げることになるかもしれないからです。
私たちは、話しをしていてその言葉を聴いているのは相手ばかりではありません、そう自分自身も自分で話している言葉を聴いているのです。そして、話しながら気づくことがあります。アイディアがひらめくこともあります。あなたもそんな経験ありますよね、解決策がひらめいたりとか。話をしていて自分で話している言葉を聴いていると、頭の中が整理されるのです。
あなたのアドバイスが、相手の気づきを妨げることにもなるので注意が必要です。
アドバイスしたくなるのを我慢しましょう。
そうすれば、あなたは聴いているだけにもかかわらず、相手からは、あなたと話すとアイディアや解決策が浮かぶ、またあなたと話したいと思われるわけです。
ポイント11. 沈黙する、間を大切にして聴く
相手が話していて沈黙することがあります、そんな時あなたはどうしますか?沈黙が苦手という方がいらっしゃっいますが、ここは5秒ほどは待つことをおススメします。(私も苦手です)
なぜならば、相手は話しの続きを考えているかもしれません、相手は頭の中の整理をしているかもしれません。5秒ほどは沈黙を破らないで待ちましょう。ここも、相手の気づきの時間と考えてみてはいかがでしょうか。
ポイント12. 相手の話を否定しないで聴く
相手の話したことに対して、否定をしないで聴くことが信頼関係を築くことになせ有効かといえば、私たち人間は、自分を否定しない、分かってくれるという方とまた話しをしたいと思うからです。
あなたはどんな方と話しをしたいですか?話しをしたくないですか?
「それはダメだよ」「それはやめた方がいいよ」「それはそうじゃなくてこうした方がいいよ」など否定的をする方と積極的に話したいと思わないですよね、私も思いません。
人は「この人は自分を否定しない、分かってくれる」という方と話したくなるからです。
もし相手の言っていることが図星であったとしても自分が否定されていると感じると話しをしたくなくなります。つまり良好な人間関係を構築する妨げになります。
あなたに言われたくないよってこともありますよね。
素直に聴ける相手とは親しい人間関係ができている方ですよね、信頼関係を築くために聴くのでここではNG です。
ポイント13. 話しを聴く目的を明確にしておいて聴く
聴く目的は、相手との信頼関係を構築することです、良好な人間関係を築くことです。そのために聴くことです。
なぜ目的を明確にする必要があるかといえば、目的が曖昧だと自分が話しをする方向に行ってしまうかもしれないからからです、大切なことは、あなたが話すことでも、あなたが訊きたいことを聞くことでもなく、相手が話したいことを話してもらうことです。
相手があなたのことを聴いてくれる方だと認識した先には、信頼関係が構築されたり、良好な人間関係が築けたりすることはもちろんですが、他の方には話したこともないことまで話してくれるようになるかもしれません。
それがビジネスの場であったらあなたにとって有益な情報かもしれません。
聴く13のポイントはコミュニケーションのプロであるコーチが使っている方法
今回の聴き方の13のポイントは、コミュニケーションのプロであるコーチがコーチングて用いている方法です。
コーチングは、相手にたくさん話してもらってこそ成り立ち成果をが出るので「聴く」ことを非常に大切にしています。またたくさん話してもらうためには、信頼関係を築くことも必要です。この信頼関係を築くためにもしっかり「聴く」ことを実践しているのです。
まとめ
13のポイントは、あなたが知っていることもあったかもしれません、また簡単なようであったかもしれません。そうはいってもやってみると意外と難しいはずです。
頭の回転の早い方は、話の先が読めてしまうことが多いので、相手の話を聞けないというジレンマに陥りがちですが、我慢して相手に気持ち良く話してもらいましょう。
コミュニケーションの最大のポイントは相手にたくさん話してもらうと思うことです。そんな聴き方をオススメします。
そうすればあなたは、また会いたい人、また話したい人になり、その結果、良好な人間関係・信頼関係が構築できるわけです。
今までやったことがないこと、やってはいるけれども今度は意識をしてやってみること、実行することを私はオススメいたします。
今までとは違った結果が得られると思いますよ。
コーチやコーチング、また今回の「聴く」に興味のある方は、プロコーチである私までお気軽に下記からお問い合わせください。
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