今回のおすす本は、万能鑑定士Qの事件簿シリース!
万能鑑定士Qの事件簿シリーズは、人の死なないミステリー
主人公は、凜田莉子、波照間島で育った素朴な少女、23歳!
高校時代まで、最下位の成績だった彼女は、上京するも、天然ぶりを発揮して就職活動はまったくうまくいかない。
元々持っている高い感受性を生かす勉強方法をバイト先の社長瀬戸内陸から教わり、社長からの勧めで、万能鑑定士として独立。
高い感受性を生かす勉強法を身につけた彼女は、数々の専門書を読み豊富な知識を手に入れる。
凜田莉子の天然ぶり、バイト先の社長との出会いと覚醒から万能鑑定士として独立まで読み応え抜群です。
独立してからも、12巻まで「万能鑑定士Qの事件簿」まで続きます。
毎回高い感受性と専門書からの豊富な知識を手に難事件を解決!
テーマは、
「映画グッズ」
「大阪万博太陽の塔」
「モナリザ」
「ムンクの叫び」
「オークション」
「女性誌」
「浄水プラント」
など多数!
凜田莉子と対する主人公は、
「音楽プロデューサー」
「放火魔」
「詐欺師」
「贋作士」
「絵画修復士」
など毎回多彩。
舞台も日本に限らず、台湾、フランス、など世界を巡ります。
ユーモラスで笑いならが、事件解決を楽しみながら、知識もつきますよ!
万能鑑定士Qの事件簿シリーズは、全12巻、十分楽しめます。
読み始めたらあなたも凜田莉子の魅力にはまること間違いなし(^^)
今回は、12巻プラス3冊合計15冊を紹介!
「万能鑑定士Qの事件簿 IX」は、
2014年5月31日(土)公開! 映画『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』原作本!
万能鑑定士Q ―モナ・リザの瞳- スタンダードエディション [DVD]
綾瀬はるか (出演), 松坂桃李 (出演), 佐藤信介 (監督)
どんな事件も鑑定します。
驚異的な観察眼と記憶力を持つ“天才鑑定家”凜田莉子。
ある日ルーヴル美術館から舞い込んだ依頼は、世界的名画“モナ・リザ”を守ること-。『GANTZ』『図書館戦争』の佐藤信介監督が、累計400万部突破、松岡圭祐のベストセラーシリーズを待望の映画化!
超人気ミステリーシリーズ「万能鑑定士Qの事件簿」シリーズが映画化されるにあたり選ばれたのは、第12巻まで発刊されている同シリーズの中でも読者人気第1位であり、最高傑作との呼び声も高い「万能鑑定士Qの事件簿IX」。
パリのルーヴル美術館が舞台であり、映像化ハードルが最も高いと言われていた“モナ・リザ”鑑定のエピソード。
『GANTZ』『図書館戦争』で現実には存在しないSFやフィクション性の高い作品を世に送り出してきた佐藤監督は、リアリティだけでなくファンタジックな部分のある原作の世界観を見事に実写化。
謎ときあり、ミステリーあり、アクションありの極上のエンターテイメントが完成した。国民的女優・綾瀬はるか&若手実力派NO.1俳優・松坂桃李の初共演!
大規模なルーブル美術館でのロケーション撮影を敢行、ハリウッド級スケールの超大作!
「万能鑑定士Q」は別のシリーズもありますので別の機会にご紹介しますね。
万能鑑定士Qの事件簿 I (角川文庫)
松岡 圭祐 (著)
「万能鑑定士Qシリーズ」はたいへん優れたミステリである。一部ミステリマニアの好むようなミステリではないが、それは本シリーズが放つミステリの魅力とはほとんど関係がない。では、そのミステリとしての魅力はどのようなものなのか。「万能鑑定士Qの事件簿」第I巻と第II巻での名探偵・凜田莉子の活躍を紹介しつつ、その魅力に迫ろう。
第I巻冒頭で紹介される謎は、力士のような図柄のシールが都内各所のガードレールや店舗シャッターを埋め尽くすほど大量に貼られるというものであった。この奇妙ないたずらについて調べ始めた莉子は、日本全土を揺るがす一大経済犯罪の最中、それらの犯人を見事に当ててみせる。
驚くべきは日本経済を混乱させた犯罪の手がかりこそ、その力士シールであったのだ。シールの存在をわざわざ冒頭に用意することからも、それが何かしらのヒントであることは読者には明らかだが、それでもこの一大トリックを見破るのはほとんど不可能だろう。それどころか日本の存亡すら危ぶませるほどの経済犯罪の凄まじさに、読者は落ち着いて推理をするどころではないはずだ。
それら事件に鑑定士として独り立ちする莉子のストーリーが併走するのだが、それは一人の少女が名探偵として覚醒していく実にスリリングな話なのだ。超人的な感受性に支えられた推理能力で彼女は物の価値だけでなく、ホームズよろしく出会った人の職業や悩み、果ては日本を混乱に陥れた事件の真相まで喝破してしまう。
このように本シリーズは「人の死なないミステリ」と銘打たれているが、日常の中の些細な謎とは違い、シリーズを通じて巧妙極まりない詐欺事件や盗難事件の不可解な謎を中心に据えている。そのシンプルかつ大胆なトリックによる犯罪の数々、二転三転し読者を飽きさせない展開、そしてなにより凜田莉子の超絶的な推理という三本柱が本シリーズにおけるミステリの魅力なのだ。
マニア向けのミステリ作品の多くは重厚な作風が魅力的な一方で、通にしかわからぬ展開や結末に戸惑いを覚える読者も少なくない。その点、「万能鑑定士Qシリーズ」は、コンパクトでありながらそのサイズからは想像できないほどの知性とサスペンス、そしてシャープなカタルシスに満ちている。なるほど多くの読者の支持を受けるのも当然のことなのだ。
だからこそ、まだ「万能鑑定士Qシリーズ」に触れていない読者、さらにできればマニアなミステリファンの方にも本シリーズの魅力を堪能いただけたら、これに勝る喜びはないのである。
万能鑑定士Qの事件簿 II (角川文庫)
松岡 圭祐 (著)
精巧な偽札に翻弄され、ハイパーインフレーションに陥った日本! 凜田莉子はわずかな手がかりを元にたった独りで犯人を追う。莉子は、パーフェクトな偽札の謎を暴き、未曽有の危機から国家を救うことができるのか!
万能鑑定士Qの事件簿III (角川文庫)
松岡 圭祐 (著)
人気ファッションショップで、ある日突然、売り上げが落ちてしまう。いつも英語は赤点の女子高生が、東大入試レベルのヒアリング問題で満点を取る。この奇妙な事象をともに陰で操っていたのは、かつてミリオンセラーを連発した有名音楽プロデューサー・西園寺響だった。借金地獄に堕ちた彼は、音を利用した前代未聞の詐欺を繰り返していた。凛田莉子は鑑定眼と機知の限りを尽くして西園寺に挑む。書き下ろし「Qシリーズ」第3弾。
万能鑑定士Qの事件簿IV (角川文庫)
松岡 圭祐 (著)
連続する放火事件。狙われたのは、いずれも貴重な映画グッズだった。犯人はなぜ燃やすのか? その目的は? 臨床心理士の嵯峨敏也と共に、凜田莉子は知略をつくして犯人を追う。書き下ろし第4弾!
万能鑑定士Qの事件簿V (角川文庫)
お盆休みにパリ旅行を計画した凛田莉子を波照間島の両親が突然訪ねてきた。天然キャラで劣等生だった教え子を心配した高校時代の恩師・喜屋武先生が旅に同行するというのだ!さらにフランスで2人を出迎えたのは、かつて莉子がデートした同級生の楚辺だった。一流レストランに勤める彼は2人を招待するが、そこでは不可解な事件が起きていた。莉子は友のためにパリを駆け、真相を追う。書き下ろし「Qシリーズ」第5弾。
万能鑑定士Qの事件簿VI (角川文庫)
松岡 圭祐 (著)
雨森華蓮・26歳。海外の警察も目を光らせる”万能贋作者”だ。彼女が手掛ける最新にして最大の贋作、MNC74とは何か? 凜田莉子にとって最大のライバルが現れる。書き下ろし「Qシリーズ」第6弾!
万能鑑定士Qの事件簿VII (角川文庫)
松岡 圭祐 (著)
純金が無価値の合金に変わってしまう!? 不思議な事件を追って、凜田莉子は有名ファッション誌のカリスマ編集長に接近する。相次ぐ事件を解決に導くが、最大の謎が行く手を塞ぐ。書き下ろし「Qシリーズ」第7弾!
万能鑑定士Qの事件簿VIII (角川文庫)
松岡 圭祐 (著)
波照間島から凛田莉子に届いた突然の手紙。そこには「水不足問題は解消。寄付はもう必要ない」とあった。募金はまったく集まっていなかったはずなのに!故郷に戻った莉子が見たのは、12億円で夢の発明を買えると信じ、無邪気に喜ぶ人々の姿だった。同級生の葵、結愛とトリオを組み、発明者のいる台湾へ向かうが、誰も彼の姿を見たことがないという…。莉子は故郷を救うため、台湾を駆ける!書き下ろし「Qシリーズ」第8弾。
万能鑑定士Qの事件簿IX (角川文庫)
松岡 圭祐 (著)
2014年5月31日(土)公開! 映画『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』原作本!
訪れた、鑑定士人生の転機。37年ぶりに日本開催が決まった『モナ・リザ』展。そのスタッフ登用試験に選抜されたのだ! 張り切って合格を目指す莉子だったが……。衝撃の書き下ろし第9弾!
万能鑑定士Qの事件簿X (角川文庫)
松岡 圭祐 (著)
開業したものの、天然の莉子は騙されてばかり。見かねた恩師・瀬戸内は、門外不出の思考法を授ける。莉子はなぜ、難事件を解決できるほど賢くなったのか。いま全貌があきらかに!! 書き下ろし<Qシリーズ>第10弾!
万能鑑定士Qの事件簿 XI (角川文庫)
松岡 圭祐 (著)
わずか5年で京都一、有名になった寺。そこは、あらゆる願いが叶う儀式で知られていた。京都に赴いた凜田莉子は、住職・水無施瞬と対決する! かつてない敵を相手に勝てるのか? 書き下ろし<Qシリーズ>第11弾。
万能鑑定士Qの事件簿XII (角川文庫)
松岡 圭祐 (著)
「『太陽の塔』を鑑定してください!」持ち込まれた前代未聞の依頼。現地に赴いた凜田莉子を待っていたのは、正体不明の人物による鑑定能力への挑戦だった。莉子は謎を破れるか? 書き下ろし<Qシリーズ>第12弾。
万能鑑定士Qの最終巻 ムンクの〈叫び〉 (講談社文庫)
松岡 圭祐 (著)
「万能鑑定士Q」シリーズ完結!
タイムリミットは120時間、ムンク「叫び」の謎を解け!出発点となったリサイクルショップ<チープグッズ>に戻った凜田莉子。ムンクの絵画「叫び」の盗難事件を機に、過去最難関の謎へと導かれる。事件を追ううち、探偵になった小笠原悠斗との心のすれちがいにも、真意が見え始め……。人の死なないミステリ「万能鑑定士Q」シリーズ遂にここに完結。
〔シリーズ最終巻にふさわしい、堂々たる「謎と解決」だ〕
史上最高の贋作家・コピアとの因縁の対決も盛り込まれ、過去作に登場したキャラクターたちとも「再会」できる。ファンなら大歓喜の展開が目白押しだが、この一作で初めてシリーズに触れるという人も、間違いなく楽しめる。人物情報や関係性は丁寧にフォローされているし、過去作のエピソードに言及する際は「分からなくても大丈夫」というシグナルがちゃんと出ている。そのうえで、誰もが楽しめる「人の死なないミステリ」として、抜群の完成度を誇る。――吉田大助(書評家・ライター)〔これ以上ない、最高のハッピーエンディング!〕
映画化・コミカライズされ、海外でも知名度のある作品だけに、ここで完結させてしまうのはもったいないのでは……と第一作から追いかけてきたファンとしては思っていたのだが、前作『探偵の鑑定1』&『探偵の鑑定2』を読み、今回の『万能鑑定士Qの最終巻 ムンクの〈叫び〉』を読むにいたって、すっかり考えを改めた。シリーズの完結編として、これ以外の展開は考えられない!――朝宮運河(ライター)
万能鑑定士Qの攻略本 (角川文庫)
角川書店編集部
キャラクター紹介、各巻ストーリー解説、新情報満載の用語事典に加え、カバーを飾ったイラストをカラーで一挙掲載。Qの世界で読者が謎を解く、書き下ろし疑似体験小説。そしてコミック版紹介付きの豪華仕様!!
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